HTML enterkeyhint グローバル属性

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enterkeyhint はグローバル属性で、属性であり、仮想キーボードの [Enter] キーにどのようなアクションラベル（またはアイコン）を表示するかを定義する列挙型属性です。

試してみましょう

<input enterkeyhint="go" />

<p contenteditable enterkeyhint="go">https://example.org</p>

フォームコントロール（<textarea> や <input> 要素など）や contenteditable を使用している要素は、 inputmode 属性を指定して、どのような仮想キーボードを使用するかを制御することができます。さらに使い勝手を向上させるために、 [Enter] キーをどのようにラベル付けするか（またはどのアイコンを表示するか）を示す enterkeyhint 属性を指定することで、[Enter] キーを特別にカスタマイズすることができます。[Enter] キーは通常、ユーザーが次に何をすべきかを表します。よくある操作としては、テキストの送信、改行の挿入、検索などがあります。

もし enterkeyhint 属性が指定されなければ、ユーザーエージェントは inputmode, type, pattern 属性から文脈に合った情報を得て、適した [Enter] キーのラベル（またはアイコン）を表示するかもしれません。

値

enterkeyhint 属性は列挙型属性で、以下の値のみを受け入れることができます。

値	説明	ラベルの例（ユーザーエージェントとユーザーの言語に依存）
`enterkeyhint="enter"`	ふつうは改行を挿入します。	`↵`
`enterkeyhint="done"`	通常、それ以上のことは入力できず、インプットメソッドエディター (IME) が閉じられることを意味します。	`完了`, `✅`
`enterkeyhint="go"`	一般的に、ユーザーが入力したテキストのターゲットに移動することを意味しています。	`開く`, `🡢`
`enterkeyhint="next"`	通常、ユーザーをテキストを受け入れる次のフィールドへ導きます。	`次へ`, `⇥`
`enterkeyhint="previous"`	通常、ユーザーをテキストを受け入れる前のフィールドへ導きます。	`前へ`, `⇤`
`enterkeyhint="search"`	通常、ユーザーを入力したテキストを検索した結果へ導きます。	`検索`, `🔍`
`enterkeyhint="send"`	通常、このテキストをターゲットに配信します。	`送信`